舞台オタク、ジャニーズに出会う

本当に、本当に今更ながら、20195月のSexy  Zoneのライブ参戦の時の感想が下書きに残っていて勿体なくなったのであげてみる。

 

書いたのは20198月頃ごろだと思うけど、せっかくなので。

 

 

 

まず自分のことを話すと、昔から何かしらのオタクで、ここ最近は俳優のオタクをしてて、GWもめちゃくちゃスケジュールつめつめで舞台に通う、そんな根っからのオタク。

ジャニーズは、仁亀時代のごくせんにどハマりしたり、花より男子松潤野ブタの山Pにきゃーきゃー言ったり、そんなレベル。

そしてライブは声優ライブとか、舞台の歌唱パートのライブイベントぐらいしか行ったことがないレベル。

 

Sexy Zoneについては、セクラバの親友たちのおうちでDVD見たり、雑誌見たりするくらい。

アーティストとしてとっても素敵だったし、テレビとかも面白かったから、

誘ってもらったので軽率に参加してみた。それくらい。

前のDVDとかも借りて振り付けとかも覚えようと思ったのに、

ほかのオタク業で忙しく、そんなに頭に入れられなかった。

 

そんな私が、2019年5月、セクラバの親友に誘われ、横浜アリーナで行われた「Sexy  Zone LIVE TOUR 2019 PAGES」に参加して来た衝撃を書きます。

 

 

 

 

1.Sexy Zoneはエンターテイメントの結晶だった

これまでの私にとってエンターテイメントとは大きく違った、

そこには「メンバーである彼らを中心とした世界」があった。

これまで私の触れるエンターテイメントは、

本や漫画、音楽をベースとした世界を享受するものばかりだった。

 

でも「アイドル」である彼らは「彼ら」自身がエンターテイメントの素材であり、

エンターテイメントを形作るのもほかの誰でも無い「彼ら」だった。

もちろん、曲の全てを彼ら自身が作詞作曲しているわけでも、振り付けを全てしているわけでも、コンサートの演出の全てを行っているわけでもないけど、

「エンターテインメントの素材」は間違いなく「アイドルとして存在する」彼ら自身で、それを身をもって体感してしまった。

 

私の応援している俳優さんも、俳優さんの存在自身を素敵だと、応援したいと思っているけれども、応援したい源泉は彼らの「お芝居」だし、彼ら自身も俳優として「芝居」を売っている。(もちろんそれに付随する俳優さん本人としてのイベントとかはあるし、私もそれを楽しんでいる)

そこに優劣は全くなく、これまで私が享受していたものとあまりにも異なっていて、衝撃を受けたのだ。彼ら自身が、エンターテイメントだった。

そして、彼らが作り出すライブは、エンターテイメントが詰まっていた。

 

しかも、彼らの姿は今完璧ではない。

未完成の状態で、ここまで魅力的なんてとても恐ろしい。

彼らが完璧になった時には、一体どれほどの力になるのか、魅力になるのか、想像もつかないし、その時が来たらまた、見に行きたい。

 

2.許しの世界だった

みんながみんな、ライブを思い思いに楽しんでいた。

小さなお子様を連れたお母様、イチャイチャしているカップル、全力でオタクを楽しむオタクたくさんの人が、熱を持って、ライブという時間を楽しんでいた。

楽しみ方も、コーレスしたり、振りを踊ったり、自担だけを見つめたり、へえって演出を楽しんだり、全力で音楽を感じたり

(最低限のルールを守っていれば)そこには決まりも圧力もなく、

「好きに」楽しむことができる空間が広がっていた。

そしてそれができるコンテンツ力もあるし、

「コーレスが完璧じゃないとファンじゃない」というような空気を一切感じなかった。

(もしかしたらそうじゃないのかもしれないけど)

どんなファンの存在も許している世界に感じて、その暖かさがとっても幸せだった。

 

3.中島さんに射抜かれた話。

元々、5人の中だと中島健人さんのお顔と声が好きで、ライブ中もペンライトの色は青にしようとしていた。
ライブの多分序盤、私のブロックの横の通路をトロッコに乗った中島さんが通った時、

ちょうど中島さん越しに光が当たって、その姿が逆光で写って、

腕の産毛まで見えるくらい鮮明にその姿が視界に入った時、本当に美しさで息を飲んだ。

本当に美しくて、美の塊だった。神様はとんでもないものを作ったんだな、と思った。なぜこの世界に神が直接作ったものがあるのか理解できないし、私の視界に入って私の目は潰れないだろうかとも思った(オタク特有の早口)

産毛は私の幻想かもしれないけど、それでもそこさえ美しく見えるくらいには魅了されてしまった。ライブではその後も必死に青を振り続けた。

 

その後いくつかの雑誌のインタビューやパンフレットを拝見し、

彼の器の美しさはもちろん、中身や考え方も本当に素晴らしいな、と思ってから、

そこから彼のことは「中島さん」としか呼べなくなった、「ケンティー」なんて呼べなくなってしまった。

 

 

陳腐な言葉しか出てこないけど、Sexy  Zoneというグループは本当に魅力的で、

彼らの作り出すエンターテイメントに本当に感動した。

これからも彼らの作り出すエンターテイメントを、陰ながら応援できたら嬉しい。

 

そして、何より、セクラバの親友たちに心から感謝を。

彼女たちが誘ってくれなければこんな感動には出会わなかったし、

彼らの魅力を知ることはできなかった。

彼女たちがこれからも、楽しく自担を応援できることを心から祈ります。

 

 

Sexy Zoneとしての彼らの行末が幸せと愛で溢れますように。

 

 

 

 

 

 

20209月追記)

ついに彼らが「完璧」な姿になるとのこと。

ゆっくり、ゆっくり、彼らが幸せと愛で満ちて、

その幸せと愛をセクラバに、セクラバ以外の世界に発進していけますように。

 

なお、私はなぜか縁あって違うジャニーズグループを応援している、

ジャニーズ沼、怖い。